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アレルギー性の肌・強い荒れ肌について

2009年7月23日

5000人女性(15~78才)のうち、自分はアトピーだという人は約300人(約7%)。
若い年齢層ほど高い発生率を示しています。
 15~24才で10%、25~34才で8%、35~44才で5%、45才以上(~58才)で2%

アトピーのこと

しかしそれ以外のことについては、なかなか正体はつかめません。
私たちの肌質分析では乾燥系に多い傾向はあるのですが、そうでないゾーンにも幅広く、しかも特定ゾーンで高率発生しています。
ここからまず言えるのは、ひとりひとりのアレルギー肌(アトピー)に対するとらえ方(主観)がバラバラであること。
それとそのことにかかわる仮説ですが、現在アトピーとして考えられている疾患の中には、いくつかのタイプがあるのではないか、ということです。
また、アトピーは乾燥肌というイメージがあり、統計分析でもこの2つは強い関係にあることはわかっていますが、どちらが原因でどちらが結果かという因果関係はわかりません。
自分の経験から言うと、肌乾燥はアトピー悪化のきっかけになりますが、悪化の結果でもあります。

  atp  

ここではターンオーバーの回復と乾燥ケアというスキンケアの観点から考えてみたいと思います。

アレルギー肌のやっかいなところは、改善するのに時間がかかるのに悪くなる時は一気に・・・
という非常に不安定で、変わりやすい点です。
その一番大きな原因はかゆみです。
かきむしるとターンオーバーによってせっかく回復してきた角質が壊れます。
角質がこわれると、出血して痛んだり、ケアをしてもシミたり、夏場だとトビヒになったり・・・それに見た目の問題も出てきます。
じゃ、かいちゃダメッ!といってもそれは現実的に無理。
そういう修行のようなやり方は、特に子どもの場合、本人にも家族にも強いストレスにしかなりません。

ステロイドについて

化粧品製造の世界でも、かゆみ抑制・防止効果があるという素材が、天然のものも含めて次々に提案されています。
しかし今のところ、これといったものはありません。
おそらくかゆみの原因はひとつやふたつではなく、それらの複合的な結果、起こるものだと考えられるからです。

現在、かゆみに対して最も信頼性が高いのは、医薬品のステロイド(ホルモン)ということになります。
しかし、副作用(リバウンドなど)が心配ですね。

信頼できるドクターの処方を守る限りステロイドはそれほど危ないものではなく、特に困った時には、むしろメリットの方が大きいと思います。
しかし使い慣れてからが要注意!多用しないようにしなければなりません。
筆者の経験から言うと、かゆみや悪化した時だけ、症状を抑え範囲を広げないためにも使用した方がよいと考えています。
しかしその場合、小指の先で塗るなど、できるだけ部分を限定し、かつ少量に止めるように工夫する必要があります。

外用薬(医薬品)で一番困ったこと

ステロイド使用で現実的に一番困ったのが、ドクターが院内処方してくれるものも含めワセリンベースのものしかないこと。
伸びが悪く、ベタついて、汗や湿気が多い時期には、特に子どもは大変嫌がります。
それにニオイも良くありません。
薬の効果よりも先にかゆみが出る場合もあり、かえって状態を悪化させることもありました。
”気持ちよくないものを塗られる” という精神的なストレスも関係していると思います。
医薬品(外用薬)はスキンケアという観点(快適性)でのものづくりが不十分であることを感じます。

化粧品と医薬品の使い分け・使い合わせの工夫

そういった時には、ジェル系のアイテム(化粧品)を補助的に使ったりしました。
炎症が強い部分だけステロイド(医薬品)、炎症が軽くて広い範囲はジェルですませるという具合です。
特にカルボマー(吸水高分子ポリマー)ベースのジェルは、荒れた肌を一時的にカバーリングしてくれるのでそれなりにケア効果があります。
(ワセリンと違って)水系ですので、さらっとした感じで、水洗いだけでも落ちるという利点があります。
しみたり、チクチクしたりが少ないのもいいですね。
ただ秋から冬場は、冷たいのと、乾燥が強まりカサカサし始めるとケアが追いつかないということが難点です。
そのあたりが、アレルギー肌の面倒でやっかいなところです。
また化粧品アイテムは治療効果という点ではもちろん限界があり、それだけに頼っていてもある程度までは改善しますが、それ以上のものは期待できません。
医薬品との上手な使い分け・使い合わせが大切です。

アトピーと漢方

近年では治療例が増え、血液検査値と漢方処方の組み合わせで、治療の体系化が考えられるようにもなっています。
参考ですが、こういった治療体系もあるということでご覧ください。
 ◆美容健康ブログ アトピーと漢方(1)
 ◆美容健康ブログ アトピーと漢方(2)

ゼロの工夫と提案

その原因の多さとケースバイケースの難しさを痛感していますから、ゼロポジションではアレルギー肌に効果のある、といった商品づくりはしていません。

しかし、子どものケアの経験を通して学んだことを商品づくりに活かしています。
スキンケアはあくまでも化粧品の領域ですし、気持ちよく、快適に使い続けるられるものでなければいけません。
ゼロのスキンケアアイテムでは、例えば原料水の水質も厳選し、肌になじまない素材は使いませんが、そのこだわりの原点は、ここで書いた経験に基づいています。

トラブルの多い肌でも安心して、またそのような人ほど気持ちよくお使いいただけるように商品を作ること。
しかし、アレルギー肌のような特に難しい肌では、ドクターが処方する外用薬(医薬品)との使い分けや使い合わせの中で、あくまでもそのサポートとして、工夫のひとつとしてお使いいただくという考え方が大切です。

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ノンワセリン・シリコンフリーでベタつかない保湿クリーム

なお、この商品は保湿のスキンケアアイテム(化粧品)です。
かゆみや過敏性を抑制する直接的な効果はありません。
治療に関しては皮膚科医師の適切な指導・管理のもと、行ってください。

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